保育内容
年少・年中・年長児クラスの保育の考え方
保育の基本
存分に甘えを受容してもらってきた1対1の家庭とは違い、言葉でコミュニケーションをとる集団主体の保育になります。
子どもが笑顔で過ごせ、保護者も安心して預けることができる保育を日々確認しながら行っていかなければなりません。
安心して生活ができる事
年中、年長児は園生活に慣れた状態で進級します。
新入園児として入ってくる年少児や途中入園の年中、年長児には特に目をかけます。
保護者と密に連携し、安心して園生活ができているのか子どもの様子に気を配ります。
スキンシップで安心感を伝えていきます。
安全保育
子どもの命を守るという使命は絶対です。
3歳頃には基本的な運動能力が発達し体のコントロールが出来るようになってはきますが、まだまだ自分の身を守る行動は難しいことです。
例えば転んでも手が出ずに顔面を打ったりということもしばしば起こります。
危険なことをさせないということではなく、転びそうになった時、バランスを崩したときどう転べばよいかを学ぶことも大切です。
生活の中に運動を取り入れる方法もあります。
- 給食をテーブルに運ぶのもバランス感覚を体得するのに有効だとされています。
- 布団を敷く。靴をそろえるなども、体の動かし方を身に付けていきます。(家庭でもできること)
- 雑巾がけなどは四肢を踏ん張り、バランスを取りながら前へ進む全身運動です。
健康管理
- 健康診断
- 内科検診/歯科検診/検尿/1ヶ月に1回身体測定
- 歯磨き
- 6月4日虫歯予防デー歯磨き指導(全体)
給食
年間計画のもと楽しく「食育」を充実させていこうと思います。
絵本
- 保育内絵本導入(月刊本)
- クラスでの読み聞かせは毎日行います。
保育の中でも毎月保育絵本を読み進めていきます。
- 全学年:漢字絵本
読解力の高い人ほど、より多くの知識を吸収することができます。
専門分野の学問に限らず、学校で学ぶ勉強も同じです。
読解力、国語力のある子供は、その他の教科においても伸びしろが大きくなるのです。
遊び
子どもにとって遊びとは生活です。子どもは遊びの中で様々なことを学び、成長し心を豊かにします。
遊びは子どもの「やってみたい」から始まります。
遊びの中から繰り返す、挑戦や失敗、試行錯誤、再挑戦をし、さまざまな能力を伸ばす基礎になっていきます。
満足するまで遊びこめるように、楽しく体を動かす時間を持ちます。
体幹作り
「3の安全保育」にもあるように、転んだ時に手が出るか、身を守れるかを主に取り組みます。
運動や遊びを通して年齢に応じた体力、運動能力、身体能力を育てていきます。
※幼児期に体を動かす習慣をつけることは、心と体の発達の為に非常に重要だとされています。
生活習慣の自立
年少の時期に、1年を通して担任が丁寧に関わりながら自立を目指し、自信につなげることを目標とします。
道徳心・規範能力の育成
年齢や発達に応じて、善悪の判断力、やってはいけないこと、ルールを守ることを教えていきます。
けんかの仲裁など、人の気持ちを考えることができるよう、他人を思いやることの大切さも話をしながら導いていきます。
表現活動
- 音楽指導
- 鍵盤ハーモニカー(園長指導)、打楽器など
- 絵画造形指導
- 年齢に応じて技法を使い分け、絵画造形の指導(絵画教室/園長指導)
- 運動指導
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鉄棒
(まずは鉄棒にぶら下がることから始めます)
雲梯
ボールあそび
縄跳び
竹馬
トレーニングバイク
(ペダルなし・体幹と足腰を鍛えます)
ボルダリング
ゲームあそび(鬼ごっこなど)など - 知育学習
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各学年に合わせた文字・数・空間認識などに力を入れていきます。
最終学年までを見据えてカリキュラムを組んで、スムーズに小学校へと接続していけるように、無理なく進めていきます。
専任講師による学び
全ての基本となる体づくりを目指す!
体操とはその言葉の通り、体を操るスポーツです。体操を繰り返し練習することは技術習得だけでなく、自分を見つめ、自分をコントロールすることにつながります。
日常生活に役立つ基礎的な運動が身につきます。
- 英会話あそびを通して異文化に触れ(自分が話している言葉が違うことや、外見の違いを知る)英語を使ったコミュニケーションを身につける
幼稚園の一日
7:30〜早朝預かり | |
8:30〜9:15バス登園 | |
8:50〜9:00歩き登園 歩きはこの時間のみ門を開けます |
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自由遊び | |
10:00〜12:00朝の会・午前保育 火曜日・木曜日は体操・英語 |
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11:30(12:00)〜月水金(年長、年中組給食) 月金(年少組給食) その他の曜日はお弁当 |
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13:00〜午後保育 | |
14:00降園(その他行事によって降園時間が変更) |
降園後〜18:00
体操(年少・年中・年長)木曜日
※園でおこないます
スイミング(年中・年長)火曜日、金曜日
※コナミスポーツクラブからバスのお迎えがあります
教育事業推進本部
日本語漢字教育専任講師による学び
幼児教室(年少・年中・年長)木曜日
小学生とその保護者 1200 組を対象に実施した調査で、読書量が30年前に比べ 1/3 に激減していることが明らかになりました。
一方、「自由に使える通信機器」調査で、目的ごとに費やす1日の時間を尋ねたところ「ゲームをする」1日平均45分、「動画閲覧」に1日44分という結果でした。その要因は色々と考えられますが、私たち大人の読書離れもその一つであると思われます。
「本好きな、言葉の豊かな子に育てる」「自ら学ぶ力」と「豊かな心」を育んでほしい・・・そんな願いを込めて、言葉の豊かな本好きな子に育てます。
こうして育った子供たちは、やがて優れた国語力を身に付けます。
その国語力は全ての教科の土台となります。
幼児期より、本の楽しさや面白さを体験させてあげる事が、何より大切なことです。
「絵本も、漢字かな交じり」
漢字かな交じり文の絵本指導は、時間をかけて丁寧に行います。
子供たち自身が声を出して読む音読を重視。
読み聞かせのほか、素話カードなどの補足教材を効果的に使った指導によって、子供たちは無理なく絵本が読めるようになり言葉が充実していきます。
名札・ロッカー等、漢字表記の名前です。
ご両親が付けた名前は、たいてい漢字表記。
我が子のために真剣に意味を考え深い思いを込めて付けた名前を、本来の文字で表記します。
子供たちの「文字への関心」が高くなり、知らず知らずのうちに、「漢字力・読書力」を身に付けていきます。
幼児期に大切なことは何かを考えた時、ここに行きつきました。
読書・漢字というとらえ方ではなく、「心を育む」ことは「道徳」に繋がります。
言葉遣いは心遣い。
「言葉」と「作法」
についても、これから子供たちと楽しみながら進めていきます。