COCOWA学園について
園長挨拶
4人の子どもを持つ母です。
子育て中は色んなことで悩み葛藤の日々でしたが、楽しい毎日でした。
保育園、幼稚園、認定こども園の全ての施設を経験し、幼稚園教諭・保育士養成専門学校の専任講師としても指導にあたりました。
港区の保育園園長を経て、2019年度4月よりアース学園の園長に就任致しました。
(2020年度よりCOCOWA学園と名称変更)
無限大の力を持っている子どもたち。
心身ともに健やかに成長できるように働きかけ、見守っていきたいと思います。
COCOWAの名称について
心を正しく律する
社会のルール、園でのルール、自分自身の立場によって守らなければならないルールがあります。
そのルールに沿って自分が行ってよい行動なのかどうなのかという事を判断すること。
基準に照らす。自分を制御する。自制心です。
自分自身の感情や欲望などをうまく抑えたりコントロールする気持ちや精神力です。
セルフコントロール(自己の意志で感情・思考・行動を抑制すること)
クラス名の由来
大地に根を張る木のように・・・
木は上に伸びる前に、下に伸びる。
強い根っこがあればこそ、丈夫な枝に葉が茂り、鮮やかな花や実を咲かす事が出来る。
もし根っこが無ければ、木は枯れてしまうし、風に吹かれるとすぐに倒れてしまう。
これは人も同じ。
花を咲かせるその前に、しっかりと大地に根を張った、木のような人になろう。
そして、花を咲かせ実になるが陽の射し方によって色が変わり形も味も変わります。
これは、子どもたちも同じです。
育った環境が違うと性格など個性も個々で違い、木になる実と同じように子どもたちも個々に違います。
そういう意味から名前を考えました。
教育理念
「こころ」と「体」と「脳」のバランスが整っていることが大切。
心を律し、人としての道徳的意識を養い、脳と身体能力を伸ばす。
保育方針
COCOWA学園の保育はこうあるべきという最も根本的な考え方・理念
子どもはたくさんのことを吸収しながら成長します。
幼児期にとって、遊びは生活そのものです。
多くのお友達と関わりを経験し、自分と他者との違いを受け入れ、そのことを考えたうえで行動することの大切さを学ぶ場であり、幼少期の体験は大人になった時に大きく影響するとても大切な時期です。
親や先生からの愛情をたくさん受け、自己肯定感を育んであげることもとても大切です。
私たちの園では、心と脳と体の成長がいっぺんに行われるのではなく、その個、その子の伸びるタイミングに合わせた遊びと(環境構成と工夫)言葉がけを見逃さずに子どもたちの育ち(心の感覚と感じ方)を促します。
めざす子ども像
こんなこどもになってほしいな。という理想の姿
- 進んであいさつできる子ども
- 健康で丈夫な子ども
- 誰かが困っているときに、優しく手をさしのべられる子ども
- 失敗を恐れず、自発的にチャレンジする子ども
- いろいろなものに興味や関心をもち、自分で考え行動できる子ども
- 空想力をもった子ども
- 物事を素直に感受し(心で感じとること)喜びや悲しみを共感できる子ども
空想力をもったこどもについて
子どもは3歳を過ぎると、ごっこ遊びなどの空想力を活かした遊びをするようになります。
子どもの空想力は非常に豊かで、大人が想像もつかないような生き物を生み出したり、突拍子もない展開を引き起こしたりします。
空想の内容によっては、親が
「空想の世界ばかりに入り浸っているようで心配」
「現実との違いがわからなくなったらどうしよう」
と感じることもあるようですが、空想力は子どもが成長するうえで欠かせないものです。
空想力が子どもにとって大切な理由
幼児期は人生の中で唯一、空想の世界で見たり聞いたりしたことを「現実」の出来事として体験できる、貴重な時間。
幼児期の子どもは、絵本での出来事を実際に体験したかのように感じるのだそうです。
空想上で様々な人物を演じる子どもは、立場によって感情や役割が変わることを自然と覚えていきます。
空想力は、その時期ならではの視点や考え方が詰まった貴重なものであり、情緒面の発達に大きく影響します。
子どもの空想を見守りつつ、思う存分空想できる環境を整えてあげます。